結婚式や記念日、プロポーズなど、大切な場面で贈られる花束。
時間が経つと枯れてしまうのは分かっていても、「できることなら、この美しさを残しておきたい」と思ったことはありませんか?
そんな想いを叶える方法のひとつが「アフターブーケ」です。
今回は、アフターブーケとは何か、そして大切な花束をきれいに残す方法についてご紹介します。
アフターブーケとは?
アフターブーケとは、特別な日の花束を思い出として“かたち”に残す方法のこと。
本来は、「After(あと)」+「Bouquet(ブーケ)」という意味で、花束をもらった“その後”も、記憶や想いとともに楽しめるように残しておくものです。
時間とともに生花は枯れてしまいますが、アフターブーケにすることで、色褪せることのない記念のアイテムになります。
花束をきれいに残す方法はいろいろ
アフターブーケにはいくつかの方法があります。代表的なものを紹介します。
ドライフラワーや押し花で残す
実際の花を乾燥させて、額に入れたり、立体的にアレンジしたりする方法です。
ブーケの質感をそのまま残せるのが魅力ですが、湿度や経年による色あせが起こることもあります。
写真に残す
プロのカメラマンやスマートフォンで撮影した写真を、アルバムやパネルにして残す方法です。
手軽で取り入れやすく、加工や編集も自由にできます。
イラストにして残す
近年人気が高まっているのが、ブーケをイラストに描き起こして残す方法です。
写真とはまた違う、やわらかな雰囲気やアートとしての美しさが魅力です。
描く人の感性によって、「あの日の気持ち」まで表現することができます。
アフターブーケをイラストで残す魅力
わたし自身も、アフターブーケのイラストを制作しています。
写真をもとに、ブーケの色や質感、お客様のこだわりやイメージ、想いを大切にしながら、やさしいタッチで一枚一枚描いています。
時間が経ってからでも残せる
タイミングが合わず、ドライにできなかったお花も、イラストなら残すことができます。
あの時の花束残しておきたかった…!と後から思った場合にも、お写真さえあればイラストになります。
インテリアになる
イラストのアフターブーケは、サイズを工夫すれば省スペースでお部屋に飾れるインテリアになります。
平面のため、それほど場所をとることはなく、壁掛けも可能です。
比較的安価に残せる
ドライフラワーやプリザーブドフラワー、押し花で残す方法は、本物のお花を使用することもあってどうしても費用がかさみがち。
それと比較すると、イラストで残すアフターブーケは低価格のものが多いです。
結婚記念や贈り物にもぴったり
普通のお花とは違うものを贈ってみたいという時にもイラストはいい選択肢になるのではないでしょうか?
イラストであれば、お好みのメッセージや文字を添えて作成することもできます。
見るたびに、あの日の思い出がふっとよみがえる——
そんなアフターブーケをお届けしたいと思っています。
まとめ
アフターブーケは、大切な花束を美しく残せる方法。
ドライや写真、そしてイラストなど、ライフスタイルや好みに合わせて選ぶことができます。
「花束をもらったけど、どう残したらいいか分からない」
「枯れる前に、何かできないかな?」
そんな方は、ぜひアフターブーケという選択肢を知ってみてください。
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