「今日は〇〇さんのお誕生日です」
そんなとき、「どんなお花を贈ろうかな」と迷った経験、ありませんか?
ふと目に入ったカレンダーの片隅。
“〇月〇日の誕生花は〇〇”
そう書かれているのを見たことがある方も多いかもしれません。
この記事では、誕生花の意味や選び方、そして最後に家族の誕生花を束ねた“ファミリーブーケ”というアイディアをご紹介します。
誕生花ってなに?
誕生花とは、366日それぞれに割り当てられた「お誕生日の花」のこと。
1年365日、それぞれにちなんだ花があるとされていて、まるで人の誕生日と同じように、花にも記念日があるようなイメージです。
たとえば…
- 1月1日の誕生花は「スイセン」
- 3月14日は「チューリップ」
- 9月15日は「コスモス」
といった具合に、日付によってまったく違う花が選ばれているのが特徴です。
どうやって決まっているの?
実は、誕生花には「公式なルール」があるわけではなく、選定は辞典や出版社、文化的な背景によってさまざま。
そのため、同じ日でも複数の花が紹介されていることもあります。
これは「どれが正しいか」ではなく、自分や大切な人にしっくりくる花を見つける楽しみとも言えるかもしれません。
花言葉や、咲く季節、見た目の印象などで、「この花、わたしっぽいな」と思えるものを選んでみるのも素敵です。
家族それぞれの誕生花を知ると…
自分の誕生花を調べたら、ちょっとワクワクしてきて、
「子どもはどんな花だろう?」「パートナーの誕生日は?」と、家族分を調べたくなる人も多いと思います。
ひとりひとり違う花。
だけどそれが、性格や雰囲気に重なったり、意外な共通点が見えたりして、不思議と面白くなってきます。
日付ごとの花を知ることは、家族の物語を「花」という形で見る、小さな発見の時間です。
誕生花を束ねた“ファミリーブーケ”というかたち
そんな風にして集めた家族それぞれの誕生花を、ひとつのブーケとして描いたものを、わたしは「ファミリーブーケ」と呼んでいます。
春の花、秋の花、背の高い花、小さな花。
まるで性格の違う家族が寄り添うように、バランスよく並ぶと、それだけでかけがえのない1枚になります。
名前や誕生日を添えたり、背景色を選んだり、その家族にぴったりのかたちでお作りしています。
おわりに
誕生日は、毎年めぐってくる特別な日。
誕生花は、その日をそっと祝ってくれる、もうひとりのプレゼントのような存在です。
ただ眺めるだけでも癒されるし、誰かと分かち合えば、自然と笑顔が生まれます。
そんな誕生花を、家族で分け合い、ひとつに束ねる。
花でつながる、家族の絆がそこにある気がして、わたしはこの「ファミリーブーケ」を大切にしています。
あなたのご家族の誕生花、どんなお花か、調べてみませんか?
▷ 家族の誕生花からつくるファミリーブーケのイラストについてはこちら