結婚式や記念日を彩る「ブーケ」。
ひとことにブーケといっても、形やスタイルによって印象は大きく変わります。
シンプルで可愛らしいものから、華やかで存在感のあるものまでさまざま。
ここでは、代表的なブーケの種類とその特徴をご紹介します。
選ぶときの参考にしてみてくださいね。
目次
ラウンドブーケ
丸いシルエットにお花をぎゅっとまとめた、もっとも定番のブーケ。
どこから見ても均一に美しく、かわいらしく上品な印象を与えます。
特徴
- 王道スタイルでどんなドレスにも合わせやすい
- 小花でも大きな花でもアレンジがきく
- 清楚で愛らしい雰囲気を演出できる
おすすめのシーン
- 王道のウェディングスタイル
- シンプルで落ち着いた式場
- 可憐でやさしい雰囲気を演出したいとき
キャスケードブーケ
英語で「小さな滝」を意味するキャスケード。
花が流れるように下へ伸びる形は、とてもエレガントで豪華。
正統派の花嫁を象徴するような存在感のあるブーケです。
特徴
- しずく型に広がる華やかなライン
- ボリューム感があり存在感抜群
- トレーンの長いドレスや大聖堂での挙式に映える
おすすめのシーン
- 正統派ウェディング
- 大きな会場や格式ある教会式
- ドレス姿をよりドラマチックに演出したいとき
クラッチブーケ
クラッチ(=つかむ)という名前のとおり、花を束ねてそのまま持ったようなナチュラルさが魅力。
最近のトレンドとしても人気の高いスタイルです。
特徴
- 花や茎の自然な表情を活かせる
- ラフで軽やかな雰囲気
- グリーンを多めにするとよりナチュラルに
おすすめのシーン
- ガーデンウェディング
- アットホームなパーティー
- 自然体の自分を演出したいとき
オーバルブーケ
ラウンドを少し縦長にした楕円形のスタイル。
丸い形よりもすっきりと上品で、大人の女性らしい落ち着きを感じさせます。
特徴
- 縦のラインがあるためスタイルがよく見える
- 上品でクラシカルな印象
- どんなドレスにも馴染みやすい
おすすめのシーン
- 落ち着いた雰囲気のウェディング
- 大人っぽい花嫁姿を演出したいとき
- エレガントでありつつ控えめな印象を残したいとき
個性派のブーケたち
定番の形以外にも、少し変わったスタイルがあります。
- リースブーケ
丸いリース状のデザイン。「永遠」や「幸せの輪」を意味するため人気。ナチュラルで可愛らしい印象。 - バッグブーケ
ハンドバッグのように持てるユニークなデザイン。遊び心をプラスしたい花嫁に。 - ボールブーケ
花をまん丸に束ね、紐で持つスタイル。和装との相性が良く、成人式や七五三でも選ばれる。
まとめ
ブーケには、形によってそれぞれの魅力があります。
同じ花を使っても、束ね方ひとつで雰囲気が変わるのが面白いところ。
選ぶブーケは、花嫁の個性やその日の思い出を映し出す大切な存在です。
だからこそ、式が終わったあとも「心に残したい」と感じる方が多いのではないでしょうか。
写真に残すのも素敵ですが、イラストにするとお部屋に飾れるアートとしても楽しめます。
日常の中で思い出をふと感じられるような、やさしい形で残してみるのもおすすめです。
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