結婚式って、本当にあっという間。
あの日の朝、緊張しながらメイクをして、ドレスに袖を通し、みんなに囲まれて笑って泣いて——
気づけばもう終わっていた、そんな一日だった方も多いのではないでしょうか。
でも、その一瞬のために、私たちは何ヶ月もかけて準備をしてきました。
式場選び、招待状、ドレス、ヘアメイク、音楽、ケーキ、お花…
そして「花嫁のブーケ」もまた、そのすべての集大成のような存在です。
花嫁のブーケは、想いの結晶
ブーケには、ただ「花が束ねられている」以上の意味があります。
一輪一輪の花に、選んだ理由がある。
自分らしさや、式のテーマ、季節、色合い…
見た目だけではなく、「想い」が込められているんですよね。
そんな大切なブーケも、生花であれば時間とともに少しずつ姿を変えていきます。
枯れて、色あせて、やがて手元からなくなってしまう。
それが自然の摂理だとわかっていても、ちょっと切ない。
思い出を、かたちに残すということ
でも、記憶をとどめておく方法は他にもあります。
写真に撮っておく、押し花にする、ドライフラワーにする。
その中に、「イラストに残す」という選択肢もあることを、私は知ってほしいと思っています。
イラストは、ただ“見た目”をなぞるものではありません。
そこに込められた背景や想い、花嫁さんの気持ちまで描き込んでいける、そんな手段です。
“余韻”を届けられるものをつくりたい
私は、アフターブーケイラストというかたちで、結婚式の「余韻」を残すお手伝いをしています。
式が終わってもなお、あの日の気持ちがふとよみがえるような。
見るたびに、ちょっと背筋が伸びて、優しい気持ちになれるような。
そんな一枚を描けたらいいな、と願いながら。
ブーケはもう手元にないかもしれない。
でも写真があれば大丈夫。
記憶の中の美しさを、そっと描き起こすことができます。
あなたの大切な一日が、ずっとそばにありますように
結婚式は終わってしまうけれど、その日が特別だったことは、きっと一生忘れない。
イラストは、そんな思いをそっと包んでくれるものだと思っています。
「残しておけばよかったな」そう思ったあなたにも、「今からでも遅くないよ」と伝えたい。
あなたの記憶に寄り添う、やさしい一枚を届けられますように。
▷ 写真から描くアフターブーケのイラストについてはこちら